ChatGPTの登場から世の中では爆発的にAIユーザーや関連サービスが増えています。
「文系出身だからAIはわかりません」
なんて言ってられない時代になってしまいました。
AI、とくに生成AIを使いこなせるようになると、仕事の幅が広がります。
今日はAIを習得したいと思ったときにどのような資格があるのか?
AIの仕事では資格は必要なのか?についてお伝えします。
- AIの仕事に必要な資格はあるのか?
- AIを勉強したいけど何をやれば良いかわからない
- AIエンジニアになるために役立ちそうな資格が知りたい
AIエンジニアに必要な資格
AIエンジニアやAI業界で働くために必須の資格というものはありません。
資格よりも、実際にどの程度の知識があるか、どんな領域が得意なのか?が重視されます。
「AIデータ分析」「AIアプリケーション開発」「AIクリエイティブ」など、自分がどの方向に行きたいのかによって必要な知識やスキルは大きく変わります。
AI関連の資格として代表的な5つを紹介しますので、あなたに合った資格を見つけて勉強してみましょう。
多くの資格では過去の問題などが公開されているので、まずはお金をかけずに無料で勉強しましょう。
行き詰まった人は「本」や「プログラミングスクール」などを検討すれば良いと思います。特にスクールではリスキリング補助金などが活用できるので、無料学習につまずいた人は参考にしてみてください。
AIエンジニアになりたい人の役にたつAI関連資格紹介
AI業界で働く場合、資格は必須ではありませんが、有名な資格がいくつかあります。
AI関連で働きたいけど何から勉強したらいいか分からない人は「資格取得」を目指して勉強するのはおすすめです。気になる資格があったら、まずは無料で自学習してみましょう!
AIエンジニアの使える資格① 統計検定 データサイエンス基礎(DS基礎)
AIを活用するシーンで多いのがデータ分析。その役割を担うのがデータサイエンティストなど統計を学んだ人たちです。統計と言われると難しく感じますが、基礎から学べば意外と理解できます。その目標として使えるのが「統計検定」です。
試験会場 | 都道府県から任意の場所を選べます |
試験日 | 会場を選ぶと試験日がわかります※会場ごとに異なります |
試験費用 | 一般価格7,000円(税込)/ 学割価格5,000円(税込) |
難易度 | 合格率50%(*推定) |
公式サイト | 統計質保証推進協会 |
AIエンジニアの使える資格② データサイエンティスト検定(DS検定)リテラシーレベル
データサイエンティストに必要と言われる「データサイエンス」「データエンジニアリング」「ビジネス」それぞれのスキルについて、見習いレベルの実務能力や知識の証明になります。また、データサイエンス・AI教育のリテラシーレベルの実力を有していることを証明することができます。データサイエンスに関する初学者向きのAI資格と言えます。
試験会場 | CBT方式(自宅でPC受験) |
試験日 | 不定期(2024年3月9日(土) – 2024年3月31日(日)など) |
試験費用 | 一般価格11,000円(税込)/ 学割価格5,500円(税込) |
難易度 | 合格率44%(2023年) |
公式サイト | DS検定受験者専用サイト |
AIエンジニアの使える資格③ G検定(ジェネラリスト検定)
AI(人工知能や機械学習)、ディープラーニングの一般的な知識が出題されます。非エンジニアを対象としてるAI資格なので、Pythonなどを使ったことがない人でも受験することが可能です。また、AI関連事業として活用するために必要となる法律、倫理の問題も出題されますので、広い知識を身につけておきましょう。
試験会場 | オンライン実施(自宅でPC受験) |
試験日 | 9回/年間(2024年) |
試験費用 | 一般価格13,200円(税込)/ 学割価格5,500円(税込) |
難易度 | 合格率72%(2024年第一回) |
公式サイト | 日本ディープラーニング協会 |
AIエンジニアの使える資格④ E資格(エンジニア資格)
G検定の次のステップとして位置付けられています。E資格は他の資格と違い、受験資格を満たす必要があります。受験資格は「JDLA認定プログラムを(*1)試験日の過去2年以内に修了していること(*2)」と定められており、これはJDLAの認定教育機関でシラバスを修了することを指しています。初心者にはハードルが高い資格といえます。また、合格率70%ですが、多くの人はしっかり勉強をして臨んでいることを考えると、難易度も高いと思っておいた方がよいです。
試験会場 | オンライン実施(自宅でPC受験) |
試験日 | 4回/年間(2024年) |
試験費用 | 一般価格33,000円(税込)/ 学割価格22,000円(税込) |
難易度 | 合格率70%(2024年第一回) |
公式サイト | 日本ディープラーニング協会 |
AIエンジニアの使える資格⑤ 生成形AI検定
2024年から新たに始まったAI資格です。まだまだ知名度が高くないですが、すでに有名企業で利用されるなど今後の発展が見込まれます。注目すべきは「生成AI」というポイント。他のエンジニア系の資格とは違い「生成形AI」ど真ん中の資格です。まさにいまからの大AI時代に重視されるスキルを学習しながら受験できる資格です。
試験会場 | 東京・大阪・愛知県 |
試験日 | 不定期(第2回2024年3月30日予定) |
試験費用 | 一般価格7,000円 |
難易度 | 不明 |
公式サイト | ブレインウェーブコンサルティング |
AI学習に役立つ資格 まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
なんとなくAIを学ばなきゃいけないとはわかっていても、何からやればいいのか分かりませんよね。
AI業界で働きたいけどどんな資格があるのかも分かりません。
そんなみなさんのお役に立てたら嬉しいです。
何度も言いますがまずは無料で勉強しましょう。
そのうえで、それでも分からなかったとか、もっと深く学びたいと考える人はスクールを検討すれば良いと思っています。
過去記事も参考になると思います。
AI時代で成功を掴むために頑張っていきましょう!
ではまた!