先日、こんな記事をみた。
「それでも、埋まらないモノがあるといいますか…..。冷静に考えれば、どう考えたって埋めようがないんですよね。でも、どうにか埋めようと…..無理矢理忙しくしてしまっている節がある。ふとした時に、予想もしないタイミングで…..。とんでもない焦燥感に襲われる時が、ありまして」
引用:坂上忍ブログより
愛犬の別れというのは
家族を失うそれと同じで
とても辛いんですよね。
それでも家族として迎えた日から、別れの日がくることは決まっていて。
少しでも僕たちの家族になってもらってよかったと思って欲しい。
そのために精一杯一緒に生きる。
それが僕なりの愛犬との向き合い方。
今日はこの記事を読んで、同じように悲しみを感じたこと…ではなくて、愛犬との付き合い方について改めて考えさせられたので少し書いてみようと思う。
愛犬との出会い〜ラブラドール〜
私は子供の頃ラブラドールレトリーバーと暮らしていた。
大型犬の特徴か、ほとんど吠えることもなく
とても穏やかな性格だった。
少し落ち込んでいるときも、近くに来てじっと座ってくれる
楽しいときはお腹を出して戯れあってくれる
何年も一緒に過ごしていると言葉は通じなくてもお互いの行動がわかるようになってくる。
そう、家族になったってこと。
いるのが当たり前で、散歩にいったりご飯をあげたり。
ときには一緒に遊んだり。
大型犬だから子供の頃の私よりも大きな体で飛びかかってくると圧倒される。
愛犬との別れ〜ラブラドール〜
ちょうどこの子が12歳の頃(人間でいうとなんと89歳らしい)
後ろ足がびっこを引くようになった。
念の為病院に連れて行ったけど「加齢による自然な老いでしょう」
と言われただけ。
でも、どんどん歩き辛そうになる様を見かねて再度他の病院を受診したらすぐに精密検査をしてくれた。
結果は「がん」でした。
犬もがんになることに驚きつつ
こんなになるまで我慢させていた自分たちを責めたりもした。
でも、もう手術できるような状態ではないから、少しでも最後まで楽しく過ごさせてあげたい。
その思いから、最後は室内で、彼だけの部屋を用意してあげて、好きな食べ物をたくさんあげて。
それでも食欲もあまりなかったから、本当に喜んでくれてたのか分からない。
見ているのも辛い日々が数ヶ月続いたある日。
完全に歩けなくなっちゃった。
眼も半分空いているだけで呼吸が早くて。
無力な僕らは横にいてあげることしかできなかった。
でも、それから2日もたたないうちに天国に行ってしまった。
坂上忍さんの記事を読んで改めて感じたこと
僕も大人になり子供にも恵まれた。
愛犬を失う辛さを知っておこう
つらい想いを経験しているからペットだけは飼いたくなかったけど、子供達の熱意に押されてこんどは小型犬(マルチーズ)を家族に迎えている。
坂上さんが「ふとしたときにとてつもない焦燥感に襲われる」と言ってますけど、本当に同感です。
ペットを亡くすということは
犬とか猫とか関係なくて、本当に「家族」を失うということと同じなんですよね。
だからといって何ができるわけでもないんだけど、いま思っているのは「新しく家族になってくれたこの子(マルチーズ)が幸せを感じてくれるような生活を送りたい」ということ。
自分に合う動物病院を探し続けよう
もう一つ感じたのは、あの頃通っていた動物病院について。
専門家だし、医者という立場もわかるけど、子供心にとても嫌な病院でした。
何も知らないのに大事に育てていないとか、遊びで追い回したりしたらだめだぞ!とか、全く身に覚えがないのに毎回なぞの説教。態度も高圧的だったし、結果足が遠のいてしまったり、必要な検査をしてくれなかったなど、本当に相性の悪い病院だった。
いま一緒に暮らしている小型犬も最初の病院の先生がまさに同じようなタイプだったのですぐに通うのを止めた(※なぜかこういう気難しい動物病院ほど人気なんよね…なぜなんだ)。
2つ目の動物病院はいつでも診てくれるし愛想も良い先生なんだけど、完全に一人で仕事していた。普通受付の人とかいるじゃないですか。それが誰も雇ってなくて、完全に個人一人だけでやってたんですよ。これも不安になって通うのをやめました。
結局いまは、家から少し離れているけど、検査をしっかりやってくれる、飼い主の意見や感じていることなどを聞いてくれる動物病院を見つけて通っています。もちろん受付も方も数名いらっしゃいます。
この経験から「自分に合った動物病院探しを諦めないこと」を学びました。
みなさんも「なんかこの動物病院苦手だわー」と感じたらそれが合図。
すぐに別の病院探しをしましょう。
坂上忍さんの記事を読んで感じたことまとめ
今日は坂上忍さんの愛犬が亡くなられたという悲しいニュースを読んで感じたことをまとめました。
いまからペットを飼おうと思っている人にこそ坂上忍さんの記事やこの記事を読んでほしいと思います。
楽しさも悲しさも全部ひっくるめて面倒みる!
そのくらいの覚悟はもってペットを迎えて欲しいと思います。
ではまた!