今日話すのは私の実体験です。
転職をオススメはしません。
でも否定もしません。
それは良い面と悪い面が両方あるからです。
そのことを知ったうえで「さて、次のキャリアをどうするか」と考えるべきです。
転職したい!と思った方はその気持ちを一度飲み込んでぜひこの記事を参考にしてください。
転職5社目の正社員フリーターであるクラゲパパが、何度も体験した転職活動で学んだ「失敗しないコツ」を紹介します。成功するかどうかは人それぞれ。でも失敗は予防できるんです!この記事では失敗しない転職方法を紹介します!
転職を何度も失敗してしまった…しかも40代でも…
何度もというと少し大袈裟ですが
直近2回の転職は見事に失敗でした。
2社目の会社が製造業。
現場の管理を10年も続けていたんですがこのままだとキャリアも面白くないし、人生この会社で終わって良いのか?という不安や焦りが芽生えてきました。
そして出会った知人に会社を紹介してもらい転職することに。
転職先はIT関係の会社でイチから勉強し直し。
しかも技術営業だったのでかなりのハードワークでしたが外回りも自由だったし、上場企業だったし、給料も上がったしと、今思えば言うことなしだったんですよね。
でも、毎日終わらない仕事に忙殺されて
いつしか楽しさが苦痛に変わり…
3年経つ頃にはさらに別の道に挑戦したいと考えるようになったんです。
いま思うとここが1度目の失敗。。
1度目の失敗は「逃げ」
とにかく疲れ果てていた私はそれでも転職して新しい新天地を求め活動を続けました。
そして運良く出会ったのが県外のEC系上場企業!
知名度も全国的だし上場企業の正社員。
勢いのある会社だったので家族を説き伏せ、単身で思い切って挑戦することに。
しかし、結果同じように業務に忙殺されて給料以上に大事な時間を失うことになってしまった。
家計の見積もりが「甘すぎた」
単身赴任でも十分だろうと安易に考えてたんだけど
実際に2拠点で生活が始まると、あれ?
「全然足りねーじゃん!」
それもそのはず、年収は上がるけど、その分税金で多く持っていかれるから手元に残るお金は微増程度。
しかも単身赴任だからしょっちゅう帰省するので交通費も鬼のようにかかる。
そりゃー保たないですね。
ほんと勢いだけの大馬鹿です…
2度目の失敗は「焦り」
そんな日々を過ごしていましたが
ある日奥さんから「もう一馬力は限界!早く帰ってこい!」とSOSが届いた。
これはダメだ。
このときようやく家族と過ごす時間の大事さに気づけたんです。
そこまでは良かったんだけど問題はそこからの転職活動。
これがまったく上手くいかない。
- これまで経験した職種がバラバラ
- これまで経験した業界もバラバラ
- でも給与だけは高いやつ
こんな感じです。
ふつうに考えたら就職なんか上手くいかないの目に見えてますよね。
とどめは40歳という年齢…
自分ではまだまだ挑戦したいと思っているし、まだまだ成長できると思ってるけど、採用する企業からすれば、「いや、えーおっさんやで」となるわけだ。
まーこの歳で専門性もなくコミュ力だけが武器ですなんて言って響くような会社は少ないよね。
ということで転職活動が暗礁に乗り上げていたときにギリギリ採用してもらったのが今いる製造業の会社。
条件とかも細かく精査せずに面接重視で入社する決意をしました。
が!
ここがまた近年稀に見る旧態然としたチョー古い会社だった。
いぜんとしてパワハラは横行してるし、残業つけれないけど残れ圧強めだし、なんかゴルフやらないと出世できないような雰囲気めっちゃ感じるし。。。
今回も失敗になるかもしれないけど、そこはこれからの努力で正解にしていくしかないよね!!
40代で転職失敗したプロが伝えたいこと
転職するときに「妥協」をしないこと。
今回は地方へのUターンだったから「年収下がってもしょうがないか」と初めから諦めモードだった。
そのうえ転職人生で初めて書類選考落ちまくりだったし。
モチベーションも下がるしエージェントからの連絡も遠ざかるし。
でもね
いまから転職しようとする人にはぜひ聴いて欲しい。
それは「妥協しないで!」ってこと。
いまどきの転職は年収ダウンは当たり前という風潮があるかもしれないけど、僕は4回目の転職以外は全て年収上がってます。
だけど、ここで「年収アップ」を諦めて適当な中小企業に決めてしまった。
これは本当にもったいないです!
仮にあなたが働きながら転職活動を続けているなら、諦めないで探し続けて欲しいです。
確かにエージェントや周りのいうことも一理あるかもしれません。
でも、答えは一つではないと思うんです。だから働きながら冷静に判断をするためにも「働きながら仕事を探す」ことを意識してください。
40代転職失敗のプロがおすすめするキャリアの作り方
いまに至ってようやく自分のキャリアに一貫性が無いことに気づきました。
職種:コンサル営業、生産管理、技術営業、物流管理、調達購買
業種:人材ビジネス、コンサル会社、自動車部品メーカー、IT系Sier、EC関連企業、製造業…
なんという…なんというぐちゃぐちゃ感w
でも個人的にはこれまでのどの会社でも素晴らしい出会いがあって、成長の機会をもらえたと自負しています。そして様々な職種の人たちと触れ合う中で自分の人間性も大きく成長できたと感じます。
だがしかし、それらは転職においてなんの役にも立たないんです。
40代の転職でそれを痛感しました。
だからこの記事を見てくれているみんなには失敗してほしくない。少しでも良いキャリアを築いてもらいたい。と思ってます。そのために何をすべきか?
何度も転職に失敗してきた僕だからこそ分かったことをいまから伝えます!
1. 40代でも遅くない「自分の得意」を探す
こんなことを言うと
「いやいや40代で自分の得意分野がわからないとか終わってるっしょ?」
とか言う輩が必ず現れる。
がっ!
そんな戯言はすべて無視して良い。そんな言葉を聞いて何の行動も起こさなければ、あなたの未来は何も変わらないままだから。
自分の得意を探し、キャリアの方向性を決めるために私はあらゆる自分探しのツールに挑戦した。
今日はそのなかからおすすめを紹介しておく。
1.FFS理論…宇宙兄弟に登場する人物を参考にしながら自分の特性を導き出す本なんかが面白い。実際にこれをやろうと思うと30分程度の質問に答え続けないといけないので結構ツラい。まずは本で試してみるのがおすすめ
- FFS診断をやる方法:いろいろなサイトで紹介されているけどとりあえず本でOKかと
- FFS診断の費用:Kindle版1,426円(最安)
2.ストレングスファインダー…オススメ度は中レベル。自分のキャリアまで深掘った内容が分かるわけではないからだ。とはいえザクっとでも自分の性格を知っておくことは長い人生の中ではとても重要になってくる。
- ストレングスファインダーをやる方法:こちらもまずは本で十分です。サイトが乱立しすぎててどれが怪しいサイトかわからないんですよね
- ストレングスファインダーの費用:単行本1,980円
3.適職適性診断…転職サービスを行なっている会社が主に提供しているサービス。会員登録するだけで自分の考え方や適職をピンポイントで教えてくれる。とりあえず何も分からない、方向性も曖昧な人は一度やっておいた方がいい。ほとんどのサービスは無料で診断を受けることができる。
- 適職適性診断をやる方法:こちらは適職診断アプリを使うのがおすすめです。15分で診断できるのでストレス少ない。運営元もpersol(パーソル)という大手なので安心して利用できた。
- 適職適性診断の費用:無料(初回登録が必要です)
2. 40代からの自分の物語を想像する
まさに40代で転職の失敗を経験したわけだけど
全てが悪かったわけではないんです。
良かったかどうかの答えもまだ出ていませんけど…
でも、もう一つ良かったことは「自分がこの先こうありたい」という人生の物語のようなものが描けたことです。
よく、人生の主人公はあなただ!というけど、言葉だけではピンとこなかった。
40代で転職に失敗して、踏ん張ろうと思った時に初めてこの考えがストーンって落ちてきたんです。
どんな物語でもいいから一度これからの自分の人生を小説のように、映画のように思い描いてみて。
誰にもみられる物じゃないから恥ずかしがらずに!!
40代で転職に失敗した僕
それでもかろうじて最後の転職先で踏ん張った。
給料は下がったし、通勤時間は長い。
その当時はすべてが最悪に感じていた。
しかし、じつはこの不幸に思える状況があったからこそ今の成功につながっているのだ。
【給料が下がった】これまでは副業なんか真面目にやらなくても家族が困らないほどの給料を手にしていた。恐らくそのまま過ごしていたらきっと今もうだつの上がらないサラリーマンだっただろう。だが、給料が少なかったからこそ「サイドビジネス」を立ち上げる起爆剤になり、その後数々のビジネスやブログ収入などにより富を手にすることができたのだ!
【通勤時間が長い】これについても、思い返せば成功のための壁だった。通勤時間が長いと悲観せずに毎日音声で様々な情報をインプットし続けた。そしてそれらの蓄積が後に「起業」のアイデアにつながることになる。
……..
なんていう妄想をかなり鮮明に描くことができた。
するとどうなるか?
「いまの苦労は“あの”成功につながるんだ!」
と前向きになれるんです。
そして、本当に少しずつだけど確かにそこに近づいている実感があります。
やったことない人はぜったいやった方が良いですよ!
方向性が決まればあとは行動するだけ
どうですか?
ある程度方向性が見えてきませんか?
結局キャリアなんて答えがないんですよ。
右に行けば右を、左に行けば左を正解にしていくだけなんです。
え?そんな身も蓋も無いって思うかもしれないけど、結局多くの人にとってキャリアなんてそんなものなんです。
じゃあなんでさっきみたいにキャリア診断とか人生診断とかやるんだよ?
それは「背中を押してもらう」ためです。
それだけです。
でも、それでいいんです。
それが大事なんです。
答えのない仕事、キャリアを探しながら迷った時には誰かに「こっちだよ」って言ってもらう。それだけで心が軽くなるんです。
そして診断の効能はそこにあるんです。
新しいキャリアをぜひ模索してください。
そしてたくさん失敗してください。
失敗しても成功してもどっちでも良いけどやらずに後悔だけはしたくない。
最高の人生に変えていきましょう!!
今日からですよ!
ではまた!