TOYJAM 2層のジャムで新しい体験を
最初にこのジャムを見たのは近所のデパ地下だった。親戚への「お祝い返し」をさがしていた時に、周囲のスイーツ屋とは違う雰囲気を醸し出していたのがこのジャムだった。
それにしてもこの「お祝い返し」というものが、なかなか・・・・・・苦手・・・
だって毎回同じ物を贈るわけにもいかないし、とはいえ日持ちする物でないといけないし、どこでも買える物でも面白くないし。
考えだしたらキリがなくなって、結局いつもと同じあの店で!ってなるんですよね。今回出会ったのはそんなときだった。
パッと見たときに「なんだこれ?」
よくよく見たら「ジャム?」
ロゴとかシンプルでおしゃれー。
早速奥さんに報告
俺「ねーなんかこれオシャレで良くない?」
奥様「へー、ジャムなんだ。いいんじゃない!」
俺「うちも食べてみたいな」
奥様「1個買ってみよっか」
ということでお祝い返しと一緒に我が家にも1個購。
TOYJAM で見たことのない面白い食パンが出来たー!
早速家に帰って子供たちに見せると大喜びで喰いついてきた。
子供にはやっぱりカラフルは受けがいいんだな。しかし我が子ながらなんと単純な。。。
おやつの時間ということもあって食パンを焼いて早速塗ってみた。
なるほど・・・
「TOYJAM」という意味が分かった。
これは面白いぞ!!
まずは色!なんとも見たことのない色。ケーキみたい。
そして子供たちは2色とも取ってそのまま塗ってたり、1色ずつ交互にぬったり、絵を描いてみたり、なんとも作者の意図通り?にジャムを塗りながら遊び始めたではないか。
そして味!
我が家で購入したのは確か、ラズベリー×タピオカだったと思うが、1つずつ食べてももちろんおいしいけど、2つ混ぜてたべたときの絶妙なバランスが癖になる。これもいままでに食べたことのないジャムの味だからってこともあるのかな。
こうなると私が気になるのは、「どんな人が」「どんな会社が」この製品を作っているの?どうやって産み出したの?ということ。
コミュニケーションブランド you-ichi
※以下HPより
ホームページを見ると書かれているけど、創業者の方は広島県出身のパティシエ。いろいろな場所で修業を積まれているようだ。2011年から独立して数年前にTOYJAMを開発してインスタ映え等の時世もあって東京のデパートにも出店するまでになったとのことだった。
TOYJAMだけじゃないオドロキ
HPやインスタを見ていると驚いたのはこれまでのスイーツ作品の数々。
シンプルに面白い・・・
クリエイターで創業者のyou-ichiさんはこんなことを言われている。
「スイーツにしても、他の作品にしてもそれを手にした人がどう思うか、何を感じるかを一番に考えることが大事。結婚式にケータリングするのならその人たちがどうやって出会って、どんな人たちに何を伝えたいのか。これはどんなシーンでも同じだよね。カーディーラーがお客様を呼ぶイベントにケータリングするなら、車のコンセプトや客層なんかもとことん考える。」
こんな姿勢を貫いている方。
だからきっと TOYJAM という面白い商品が産まれたのだろう。
どの仕事にも共通することだけど、「いま目の前にいる相手が何を望んでいるのか」「何に困っているのか」「どうすれば良くなるのか」ということを相手以上に考えることがとても大事!
これからも注目していきたい若手起業家の一人を見つけた。
ごちそうさまでした!