どーもー!
クラゲパパです!
今日は久しぶりに投資に関する記事を書いてみようと思います!
といっても中身は「投資映画」の話
2019年末にテレビ放送されているのを観て とても面白くそれから2回も観てしまった映画
投資初心者にこそ観ておいてほしいと思ったのでご紹介します!
映画マネーショート:背景
この映画の背景というかモデルになっているのは 2008年9月にリーマンブラザーズが経営破綻したきっかけと言われているサブプライムローン問題
そして この映画に出てくる登場人物たちは実在の人物をモデルにしている
不動産価格の高騰が収まらず加熱状態が続いていたアメリカ
そんな市場の状態に疑問を持った投資家たちが やがて来るリーマンショックという大不況を迎えるまでの物語
映画マネーショート:物語構成
この映画では 立場の違う3組の投資家(ファンド)が登場する
1組目:マイケル・バリー…音楽好きで風変りな投資家だが、いち早く市場の異変に気付き行動を開始する
2組目:銀行家ジャレッドとヘッジファンドトレーダーのマーク…バリーの行動に気づき同じく市場の崩壊を予見した銀行家と、そのCDS(投資対象の破綻に備えた保険)に投資することを決意したトレーダーのマークたち
3組目:ベン・リカーと2人の駆け出しトレーダー…住宅バブルに気づいた2人の駆け出し投資家二人が大きな勝負に出るために頼ったのがブラッド・ピット演じるベン
この3組がそれぞれのやり方で 市場の崩壊に賭けるという無謀な挑戦を描いている
映画マネーショート:おすすめポイント3つ
初心者にお勧めできる理由①
CDSとかCDO モーゲージ債という金融用語が出てくるが 映画の中で分かりやすく説明してくれている!分かりやすくと言ったけど、私自身は2回目を見たときにやっと分かった…だけど例えを交えながら教えてくれるので 全くついていけないことは無い!
初心者にお勧めできる理由②
市場が熱狂している状態がどういうことなのかが分かる!映画の中で市場の流れが変わり始めた方に賭けた登場人物たち。多くの投資家は彼らのことを嘲笑し、今の景気が終わることなど無いかのように信じ込んでいる。 このような状態を客観的に知っておくことは重要!
初心者にお勧めできる理由③
「市場は常に正しい」という格言がある 映画の中では住宅ローンの焦げ付きが始まっているのに住宅市場が下落しないというパラドックスが起こっている 格付け機関・政府・大企業・著名投資家などいろいろな力が働いて作り上げられているのが「市場」であるということがリアルに分かる
映画マネーショート:感想
で、どうだったの?というとこだけど
個人的には本当に面白かったし、これから投資を始めようかなと考えている人にはぜひ一度観ておいてほしい映画だと思う
「明らかに市場が崩壊し始めているのに、そこに対する保険の価値が動かない」
市場下落に大きな賭けをできて喜ぶ若者投資家に言った言葉
「読みが正しければ人々が家を失うんだ。老後の蓄えを失い、仕事も失う。金融業界は人を数字としてしか見ていない。だが、失業率が1%増えれば4万人が命を落とすんだぞ!分かってるのか!!」
など、印象的なシーンやセリフが登場するが、これこそがまさに市場
市場は常に正しいという一面を垣間見た気がする…
やがて住宅市場の崩壊に追随し始めた経済とそれを象徴するリーマンブラザーズの破綻
そしてこの不況をもたらした重要人物たちには決して非難は届かない
この映画が過去に起こった数百年に一度の出来事ではないことを覚えておくべきだろう
つまりこういうことって大きさが違うけど数年に1回は起こってるということ
そして投資の仕方によっては、誰かの不幸がその裏にあるというこもとも頭の隅に置いておくべきだろう
これから投資を始めるという方は厳に注意してほしい「投資は自分の責任において判断・行動すること」自己責任であるということ。
最後にこの映画のエンディングで出てくる言葉を贈ります
I am the Master of my FATE…
~私は運命の支配者~
あなたにとっての本当の幸せって何ですか?
グッドラック!!!