どーもー!!
クラゲパパでーす!!
今日は久しぶりに起業家の人たちのパネルトークを見に行ってきました!
そこで起業家の皆さんが、現在の成功に至るまでに築いてきた「失敗談」や「注意すること」を教えてくれました!
しかもそのポイントが皆さん共通してたので、これは起業するときに、そして事業を考えるときに役に立つのではないかと思い備忘録として残しておきます。この記事はもし、これから起業しよう!とか、いまから新しいビジネスを考えるぞ!と意気込んでいる方に「大怪我しない」ための気づきになってもらえると思います!
問1:それ本当にユーザーの課題??
例えばあなたが定食屋を始めようと考えていたとします
その動機として、例えば「小さい子供を連れて行ける定食屋があるといいのに…」という声があったとします
そこであなたは「そうか、じゃあ小さい子供でも安心して食べられるメニューを開発しよう!」とメニューを考え店舗を作っていきますよね?
でもそれって実は「母親」の本当の課題にこたえているといえるのでしょうか?
もちろん食事には十分注意を払う必要があるけれど、その母親の悩みである「小さい子供を連れて行けるご飯屋さん」という裏には、実は「同世代の子供を抱える母親たちで集まって会話したい」とか「とにかく外で人に会って子育ての悩みを相談したいんだ」とか
表面的な言葉の裏に実は本当の課題が隠れていたりします
だから最初に自分で決めた課題を最後まで問い続けることが大事ですね
問いかけ1:そもそもそれって本当にそのユーザーの課題ですか??
問2:それってあなたの興味だけじゃない??
次に自問してほしいのは あなたが仲間たちと作り上げた課題解決の方法が実は自分たちの興味に起因していないか?ということ
「この人のこういう悩みがあるから〇〇より△△だよ」
「そういえばあの人もこういう悩みがあるって言ってたけどこれも××より△△で解決できるよね!?」
こういう会話がでたときは特に注意が必要
もちろんすべてが間違っているなんでことはないけど 人間は自分の興味のある方に惹かれるし 事実を自分の頭のなかで都合の良いように作り変えることが容易な生き物!
これは誰が悪いとかではなく 人間とはそもそもそういう生き物だと認めることが大事!
問いかけ2:それって俺たちの興味だけじゃない??
問3:その課題本当にあるの??
これも少し不安になる話だけど
今日あるスタートアップの方が言われていたとき、に会場全体が頷いているように感じたキーワードだ
先ほどの話と少しかぶる部分があるけど「人間は勝手に事実を誤認してしまう」ということ
つまり、そもそもサービス先行で、商品先行で走り始めたプロフェクトでは、往々にして課題を作り上げているケースがあるという
どういうことかというと
例えばあなたがタスク管理の新しいアプリを開発したとしよう
それも動機は同僚との会話だけ
つまりマーケティングとしては市場調査も行わず、ペルソナも曖昧に設定し、ただあなたの開発欲求だけが先行して素晴らしいタスク管理アプリが出来上がった。
しかしこのアプリ、じつは働いている人たちにとってタスク管理なんてそもそも手帳で十分とかGoogleカレンダーで上手くやってるとかがあって、そもそもニーズが無いものだったのだ
にも拘わらず、客観的なマーケティングを行わずに、あたかもそこに市場のニーズがあると思い込んでしまって開発してしまったというケースだ
つまり従うべきは「自分のニーズ」ではなく「市場や世の中のニーズ」ということ
問いかけ3:その課題は本当にあるか??
まとめ
これまで挙げてきた3つの問いかけですが
これって実は起業やスタートアップの時以外にも重要な要素
例えばブログを始めるときに、その情報を求めている人が本当にいるのか?自分がやりたいだけでは無いか?そもそもその課題は本当にあるか?というフィルターを通すだけで そのブログの優位性は変わってくる
難しいのは 良いサービスって最初は理解されない場合が多いということでしょう
そんなときは自分の声に従って貫き通す勇気も必要になってくる
ここのバランスが難しいと思うが、まずは何か新しいことを始めるときにこれまで書いてきた3つの問いに注力してみてほしい